梅干し作り*
梅干しを漬ける
家で梅干しを漬けるようになって 今年で5年目。
自家製梅干しを作っているんです、という話になると
驚かれることが多いのですが、
梅干って 思っているよりずっとずっと簡単に作れるし、
失敗も無いのです!!
わたしのレシピは 会社の先輩のお母様に教えていただいたもので
シソ漬けを省略したものなので 本当に簡単なのです。。
赤シソ漬けをしなくても 上の写真のように(2005&2006年の梅干)
ほんのり赤く染まってきます。
自家製の梅干の種を取り 適量の醤油と
フードプロセッサにかけた 梅醤です。
常備しておいて おにぎりや お料理 梅醤番茶にと
使っています。
今は 外で買う梅干しは 梅干ではなく 梅干の味のする
添加物のプールに 梅を漬けたものが多いそう…
本当の梅干は 梅 塩 (赤シソ)だけで出来るので
それ以外のものが成分表示に書いてあれば それは添加物です。
では 作り方をご紹介します*
青梅を仕入れて 梅酒や梅酵母を仕込んだ残りを
段ボールに入れて 熟させます。
最初は 青かった梅が
桃のような 芳しい香りを漂わせてきます。
気温にもよりますが 4~5日寝かせると これくらいの色になります。
いよいよ梅干し作りスタートです!
完熟梅を買ってきて漬けるのも良いですが
熟しすぎていて傷んだりしたりもするので、
わたしは 毎年青梅を家で熟させる方法を取っています。
ちなみに 梅は 完全無農薬 というのにも惹かれるのですが
とても高価なので、たくさん漬けたいわたしは
少し車を走らせて 地元近くの道の駅で購入しています。
すごーく安いのです。
8キロで2400円也!!
なんて かわいらしいのでしょうか・・・
洗って汚れを落とし ヘタを取って
漬物樽に入れて 水を張り、半日~1昼夜漬けてアク抜きします。
わたしは ちょっと時間がなかったので 6時間ぐらい水に漬けておきました。
まだ 青さが残っている梅も アク抜きで水につけている間に
いい色に染まってきます。
さっと洗って 水分を拭いて、いよいよ塩漬け開始!
樽はきれいに洗って 乾燥させておきます。
そして 焼酎をまんべんなくスプレーして カビと雑菌を防止します。
塩 → 梅 → 塩 → 梅 ・・・と重ねていきます。
塩分についてですが、
本には 18%とか20%と解説してあるのですが
わたしは だいたい 15%ぐらいで漬けています。
ただ、あたりまえですが 塩分が少ないと
それだけ 梅酢(梅から上がってくる水分)が少なくなり、
っということは カビが生えやすいので、
初めての方は最低16%以上で漬けられるのが良いと思います。
あと、より完熟の方が 梅酢も上がりやすいし、美味しいものができます。
梅酢が 梅よりも上まで上がってこないと カビるそうですので注意です!
わたしは カビ防止のために 梅に塩をかける前に
焼酎をスプレーしています。
塩もよく馴染むような気がします。
塩は 上に行くほど 多くかけるようにします。
最後に 洗って 焼酎をスプレーしておいた 内蓋、重石を置いて
上からビニルで覆って 塩漬け完了です!
重石は 梅の重量の1.5倍~2倍くらい乗せるといいそうです。
梅酢の上がりが悪ければ ビニルの上から更に 電話帳や一升瓶などを乗せてます。
2~3日して 梅酢が梅の上まで上がってきているのを確認したら
それで成功!OKです!!
あとは そのまま 土用干しを待つだけ*
(シソ漬け省略の場合)
我が家の梅もきちんと梅酢が上がってくれました!
写真はまた後日載せますね。
ちなみに この梅酢、シソ漬け前のものは 白梅酢
シソ漬け後のものは 赤梅酢といいます。
お料理やドレッシングに使ったり、オムスビの水にしたりと
大変重宝します。
買うと高いものですので これもとても助かっています。
2008.6.17の日記より。
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